何となくパートナーが嫌い!?

価値観や性格が合わない

自己主張する夫婦のイメージ写真

性格の不一致や価値観の相違に関するご相談も大変多く、近年の離婚理由上位を占めるのが、『価値観の相違』・『性格の不一致』です。

私たちの耳にも既に聞きなれてしまった感覚がありますね。

しかも、夫婦間のいざこざやモヤモヤは大概この2つに帰結できてしまうんです!

【参照】

離婚問題でご相談にいらした方からのお手紙

“何となく嫌い”とはどういうこと?

2人の間に性格の不一致や価値観の相違はあって当然の事、考えがぶつかっても仕方がないという事も幾度となく経験しているにもかかわらず、相手に不満を抱いてしまう…。

パートナーのここが嫌いという限定的で具体的なポイントが判明している場合―例えば車の運転中(限定的)に性格が豹変する(具体的)とか、食事中(限定的)のマナーが汚い(具体的)などの場合は、気に入らない原因が解っているためパートナーに伝えやすく、直すか直さないかは別としてパートナーも指摘を理解しやすいのです。

しかし、わざわざ言う程の事でもなく(失礼に当たる事・言いにくい事・細かい事)、気に入らないポイントが多岐にわたっている場合、その不満は何かが起こったときにじわじわとアメーバの様に集結してしまうのです。

そして思うのです、性格が合わなくて『何となく嫌い・・・』と。

具体的に挙げると細かくて言うまでもない・言いにくいという理由から、そのまま放っておいてしまうと、気付いた時には大きな乗り越えられない山になってしまっているケースがあるのです。

大きな山になる頃には、頂上も見えず、今向かっている頂上とは別の山も見えだし、自問自答が始まります。

乗り越えるには?

登山に例えると…

山が大きくなればなるほど、登るための時間も労力もかかります。

しっかりと準備をし、体力も鍛えなくてはいけませんし、ルートの研究も必要です。

非常事態への備えも欠かせませんよね。

夫婦関係の場合も同様、この『何となく嫌い…』の山を乗り越えるには“自分自身を知る”―つまり自分が何に対して不満を抱いているのかを具体的に知る事が大切です。

細かい部分の積み重ねでも、その何となくを作っている要素は必ず存在します。

原因が意外なところや無関係のところにある場合もあります。

どこがどうとかでなく、『何となく嫌い…』が、夫婦関係だけでなく人間関係においてもとても厄介で、生理的かつ変えようがないものであればあるほど説明しにくく、指摘しづらいのです。

嫌いのもとが判明すると、そこからどうするかが見えてきます。

『何となく嫌い、一緒にいたくない』ですぐに離婚を決断せず、1度カウンセリングにお越しください。

『パートナーをこれ以上嫌いになってしまったら、子どもがいるのに離婚したくなってしまう…』

離婚は子どもの生活はもとより、子どもの人生観にも大きく影響を及ぼします。

この感情はなるべく早くどうにかしなければなりません。

子どもがいない場合も同じく、双方の親御さんにシングルに戻る事で心配をかけてしまう事をとても気にされる方が多く見られます。

自分ひとりでは、その負の感情がぐるぐると回るだけでなかなか解決できないのです。

そのような時はカウンセリングが非常に有効です!

第三者の目で、見えていなかったものが見つかったり、言葉にしてみたら意外と簡単に答えが見つかり、幸せを見つける事ができるケースがたくさんあります。

カウンセリングを受ける前と後では、きっと気持ちが変化しているはずです!

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