離婚したいけれど、離婚後の生活に不安を覚える方もいらっしゃると思います。 女性の場合、特に専業主婦の方は、
何と言っても経済的な面での心配があげられるでしょう。
また、いろいろな変化が起こりますから、離婚後の生活がどのようになるのか、まずは一緒に考えてみませんか。
人によっては、一番大きい変化になるでしょう。ひとりになっても経済的にやって行けるかを考えなければなりません。 お金の苦労は人間に対する苦痛よりも大きいことがあります。まず、離婚を言い出す前に、離婚後の経済状態で1~2か月位、 生活してみることをお勧めします。
夫婦関係が悪化した状態でいることは、大変つらいことではあります。しかし、あまりにも早い決断・実行では、
その後の気持ちが落ち込んでしまうことも考えられます。「もう無理」を何度も重ねてから、決断・実行した方がよいと思います。
よく、離婚後に他人が幸せに見えて仕方がない、出かけることが苦痛になる方もいらっしゃいます。
また、相手方を心から嫌いになったわけではなく、相手方の起こした行動が許せない、相手方が自分を嫌っている、
その他の諸事情で別れを決断するような場合でも精神的な落ち込みがあるかもしれないと思っておきましょう。
相手方と別れることには何ら精神的な問題がない場合でも、子供が相手方に付いて行く場合には落ち込みが激しくなります。
そのようなことも想定し、対応を考えておきましょう。
子供にも大きな変化があります。離婚に関わる大人は、「子供は大人より我慢している」ことを忘れないようにしましょう。
子供には力がありません。基本的に、自分を養ってくれる人に嫌われたくない、嫌われないようにしようと思っています。
自分を養ってくれる人が離婚を希望していたら、すごく気を遣って、自分も、その離婚に賛成しているように振る舞う子供さえ存在します。
子供が言葉でイヤだと言わないから大丈夫と安易に考えないようにしなければなりません。
離婚となってしまう場合には、子供が寂しくないように、子供の周りに人がいるように配慮しましょう。おじいちゃん、
おばあちゃん、親の兄弟・姉妹、子供のいとこ等にも協力してもらいましょう。子供は、あくまでも、力が無いのですから、
血のつながりだけが頼りであることを忘れてはいけません。
離婚後の生活を考えるとき、この離婚が自分の人生において、前向きに意味があるように、考え方を整えて行きましょう!!
当相談室のカウンセリングに関心をお持ちの方は、以下の記事で夫婦関係カウンセリングについて詳しく解説しておりますので参考にしてください。
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