ご相談者の方で「お互いに悪い所を直してやり直す努力をしたい」と言う方がいらっしゃいますが、
「お互いに」などと言っていては自分が全力を尽くすことにはなりません。
相手は離婚したいと言っているのですから、崖っぷちの意識を持って、一刻も早く離婚回避の相談にお越し下さい。
もし、相手が家を出て行ってしまったら、すぐに対策を考えなければなりません。
離婚を回避し、やり直していくには、相手の心理を読み、タイミング良く対応していくことが求められます。
夫婦問題カウンセラー高橋知子は、数多くの御夫婦の離婚回避、関係修復を手がけてまいりました。
あの時は離婚することばかりを考え思いつめていたけど修復出来て良かったとの声も沢山届いております。
離婚したい方の半数は配偶者が態度を本当に改めてくれるのであれば、やり直したいと答えているのです。
(ご相談者から頂いたお礼の手紙も本人の許可を得てホームページに公開しておりますので、ぜひご覧下さい)
①何が原因なのかをしっかりと見極めましょう!
離婚したいと思うには、それなりの原因があります。原因が何かを正しく把握しなければなりません。
あなたが改善出来ること、出来ないことを分析して、対応を考えます。
いつごろから離婚を考えたのかということも重要です。
長いこと考えていることなのか、比較的、最近考え始めたのか、相手から上手に聞き取りましょう。
1年以上の期間に亘って離婚を考えていた配偶者に対しては、気が付かなかったことに対して申し訳なかったと謝罪した方がよいと思います。
②相手の求めていたことを考えましょう!
結婚生活の中でこんな風だったらいいなという相手の願望を探り直します。
会話の仕方、表情、生活スタイル、イベント、お金の使い方、子育ての仕方、子供に対する物の言い方、時間の使い方、
親戚づきあいなど、自分の思い込みは捨てて、相手が描くイメージを捉えるようにして下さい。
③1と2をふまえた上であなたが変わることです!
あなたが人間として魅力的になることです。この人を逃したらもったいないと相手に感じさせたら成功です。見える所からどんどん変わって下さい。
夫婦関係修復のページ「感情コントロール」「自分を変えたい」等も合わせてご覧下さい!!
④最終的に相手の考え方を変えること!
これは、なかなか難しいことですが、あなたが変われば相手も変わる可能性が出てきます。
言い出された離婚を回避していくことは、並大抵のことではありません。
どれだけ努力をしても、結果的に無理なこともあります。しかし、あなたにとって、その努力に無駄なことは何一つありません。離婚したくないと思ったら、回避をする努力を積極的に始めましょう。
そして、必要があれば、「離婚届不受理申請」を役所に提出しておきましょう。これは勝手に離婚届を提出されない為のものです。一度、提出すればあなたが取り下げない限り有効です。
当相談室のカウンセリングに関心をお持ちの方は、以下の記事で夫婦関係カウンセリングについて詳しく解説しておりますので参考にしてください。
「夫婦カウンセリングで何が出来るの?事例も紹介!」⇒⇒⇒ 「おひとりで受ける夫婦関係カウンセリング」⇒⇒⇒