離婚したくない!今すぐすべきこと・してはいけないこと

離婚したくない!今すぐすべきこと・してはいけないこと

 

配偶者(夫や妻)からある日突然、離婚を切り出されても、気持ちを整理できず離婚したくないと考える方が大変多くいらっしゃいます。当然です。

離婚を切り出されても、必ず離婚しなければならないわけではありません。

 

うまくいっていると思っていた、子供がいる、相手のことが好きなど、離婚したくない事情は人によって様々です。

あなたが離婚したくないと考える場合、今からでも夫婦の関係を修復して、離婚を回避できる可能性があります。

 

今は、突然の離婚を切り出されてとても大きなショックを受けてしまい不安な日々を過ごされているかと思います。また、どう立ち振る舞うと良いのかわからなくなっているかと思います。

皆さん同じ気持ちになります。

 

離婚をしたくないのであれば、なんとか冷静になって離婚回避するためにできることを今すぐに実施していきましょう!

 

こちらの記事では、離婚したくないと考えている方へ、今すぐに実施できること、してはいけないことをご紹介いたします。

 

【関連ページ】離婚回避の心構え

 

 

離婚したくない、今すぐすべきこと

冷静になる

 

突然離婚を切り出されてしまい、混乱してしまっていること、大きなショックを受けてしまっていることと思います。

ここで感情的に相手に迫っては、離婚を回避することが難しくなってしまいます。

 

冷静になってください。

難しい場合は、カウンセリング、弁護士等の第3者に気持ちを聞いてもらうのも冷静になるための良い方法です。

 

 

相手が離婚したいと考えた理由について考える

 

なぜ離婚したいと切り出されてしまったのか?相手が離婚したいと考えている理由を知ることが最も重要です。

この理由がしっかりわかれば、どのように行動すべきかが明確になり、あなたの行動を改めることができます。

 

離婚を切り出された時、相手の方が言っていたことをよく思い出してください。

どうして離婚しようと考えていたのか、思いを話してはいませんでしたか?

 

相手の方が言っていたことをよく思い出せない場合は、すぐに相手に直接聞いて確認するのではなく、まずは自分でしっかり考えてください。

思い当たることはありませんか?

自分一人では答えがでないのであれば誰かに聞いてもらうことで、相手が離婚したいと考えた理由がわかることがあります。

 

離婚で多いのが男女ともに「性格の不一致」です。

相手を思いやる気持ちを常時もって、接してきたか?を考えることも大切です。

些細なことの積み重ねが理由となることもあります。

 

【関連ページ】離婚と言われたら、まずは離婚理由を詳しく知ること

 

自分が離婚したくないと思う理由について考える

 

うまくいっていると思っていた、子供がいる、相手のことが好きなど離婚したくない理由は人それぞれです。

今後の人生を長く考え、離婚しないほうが良いのか、自分の気持ちがどうなのかをしっかりと考えてください。

 

相手のことが好きと相手への愛情が深くある場合は、自分自身の行動を変えることで、離婚せずに結婚生活を続けることができるかもしれません。

後悔をしない様に、離婚しないための振る舞いが必要です。

おつらいでしょうが、今が頑張り時です。

 

一方で、子供(子供がいるから、子供の将来を思って)、経済的な事情など、離婚したくない理由が相手への好意ではない場合は、本当に結婚生活を続けることが幸せなのかをしっかりと考えるチャンスだと思ってください。

 

自分自身の行動を改め、相手の気持ちを縒り戻すことは大変なことです。

またそれをずっと継続していくことも相当大変なことです。

 

子供、経済的な事情がある場合、離婚してしまったほうが、さらに経済的に大変になるかもしれませんが、精神的には身軽になり新しい出会いやチャンスが広がるかもしれません。

 

離婚しないことに固執せず、自分の気持ちをしっかりと時間を掛けて考えてください。

 

 

 

離婚届不受理申出書を出す

 

法的なお話になりますが、離婚を望まない場合でも、離婚届を提出されてしまえば受理されてしまいます。

離婚届の提出は、夫婦がそろっていなくても提出することが可能です。

役所は離婚する方の気持ちではなく、離婚届に不備が無いかしか見ていませんので、あなたの気持ちに関係なく、提出されてしまった離婚届は受理されます。

そして、一旦受理されてしまった離婚届は、すぐに撤回することができません。

 

撤回するには、裁判所に「協議離婚無効確認調停」を申し立て、離婚する意思がないのに、相手に勝手に離婚届を提出されてしまったことを訴え、裁判所に認めてもらえれば、離婚していなかったとし戸籍をようやく元に戻してもらうことができます。

 

勝手に離婚届を提出されてしまわないよう「離婚届不受理申出書」を提出しておくことがお勧めです。

 

離婚届不受理申出書は、役所の窓口に行けば提出することができます。難しくはありません。

夫婦そろって提出する必要はなく、本人であれば提出できます。取り下げも役所の窓口でできます。

心配なようでしたら念のため提出しておくと安心かと思います。

 

なお、一度提出した離婚届不受理申出書の期限は、無期限です。

 

【参考】横浜市の離婚届 不受理申出の窓口一覧

 

※協議離婚無効確認調停

 

 

離婚したくない時
絶対にしてはいけないこと

感情的に相手を責める

 

 

突然、離婚を切り出されて、大きなショックを受けてしまい、動揺してしまっていると思います。

だからと言って、感情に任せて相手を非難してしまうと、余計相手の気持ちが離れてしまうでしょう。

 

また、相手の弱点につけ込むような言い方も良くはありません。より相手が怒ってしまい、離婚へと気持ちが固まってしまうことがあります。

 

★相手を責めない

★相手の弱点につけ込む

ことはしないよう、強く意識してください。

 

こういった行動は、「DV」、「モラハラ」を受けたとみなされてしまうことがあります。

DV、モラハラは裁判離婚の離婚理由になりますので、こういったときこそ、乱暴な言葉を使うのではなく、丁寧な言葉で相手の方とお話してください。

 

 

別居する

 

一緒に過ごすことがつらい、冷静になるためにとの理由で、一時的に実家に帰るなど別居してしまう方がいます。

気持ちは分かりますが、長期間の別居は裁判離婚の離婚理由になります。

 

また、一度離れてしまうことで、もう一緒に住めなくなることもあります。

離婚したくないとお考えの場合は、気持ちを抑えて別居は避けることをお勧めします。

 

しつこく説得する

 

子供がいるから、子供の将来を思って、親だからと、ご自身の立場を使ってしつこく説得することも、相手の心に響かないことが多く見受けられます。

 

相手の方は、子供がいることを承知で、離婚を切り出されています。その思いをくみ取って、しくこく説得することは離婚の回避にはつながらないと思います。

 

 

一人で悩む

 

混乱してしまっている中、離婚回避のためにどのような立ち振る舞いをすべきか、

今後はどうやって生きていくべきかなど、一人で悩んでも良い考えが見つからないことが多いと思います。

 

一人で思い詰めてしまい、体調を崩すこと、気持ちが追い付かなくなることもあります。

一人で悩まないようにしてください。

 

離婚を切り出されたことを恥ずかしいとは思わず、お友達、弁護士、カウンセラーにお話しされることをお勧めします。

 

ただ、離婚を切り出されたからと言って、すぐにご自身、または相手のご両親にお話しされるのは、問題が深くなることもありますので、様子を見つつ、慎重になることをお勧めします。

 

相談は、限定的に、信頼している方のみにしてください。

周囲に広めてしまうと、仲裁をしようとしたり、夫婦に説教をしたり、問題がよりこじれることがあり、離婚につながってしまうことがあります。

 

 

離婚したくない時の改善方法

これまでに離婚したくないと思ったらすぐに実施すべきこと、離婚したくない時、絶対にしてはいけないことを中心にご紹介しました。

 

離婚したくない時、今の状況をもっとよくするには、ちょっとした気持ちの切り替えも必要です。

 

価値観の違いを受け入れる

感じ方や好み、何が大切かなどの考え方は、人それぞれ違います。

人それぞれ違って良いはずなのに、一緒にいる時間が長ければ長いほど、価値観が同じでなければならないと勘違いしてしまうことがあります。

 

そういう考え方もあるのか!と、相手の価値観が違うことを受け入れ、ご自身も寄り添うように努力してはいかがでしょうか。

 

 

相手を立てる

 

相手を立てるよう、否定的な言葉(それは違う、関係ない)や見下すような言葉を使わないようにしましょう。くれぐれも上から目線で言わないことが大切です。

 

なるべく、自分よりも相手を優先させるようにすることも大切です。相手の気持ちを受け入れて一緒に楽しむようにすると良いと思います。

 

優しい気持ちで相手をみることで、何がしてほしいのかに気が付けるようになります。

頼まれる前に相手の動きを察知して、してあげることで、気が利くと思ってもらえるようになります。

 

 

離婚したいと言われても
離婚は拒否できる

最後に、離婚を切り出されても、必ず離婚しなければならないわけではありません。

 

離婚はお互いの承諾があって初めて成立します。

ただ、お二人で話し合いを続けても気持ちが近づかなく、裁判になった場合残念ながら離婚となるケースがあります。

 

▼裁判離婚の場合(民法第770条より)

1)不貞行為

あなたが浮気・不倫している場合です。

たった1度の浮気(不倫)ではなく、継続的な場合が対象です。

2)悪意の遺棄

生活費を渡さない、家を出て行ってしまった場合が対象です。

3)3年以上の生死不明

警察に捜索願を出している場合が対象です。

4)配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないこと

夫婦生活が困難な場合が対象です。うつ病などが該当することがあります。

5)その他婚姻を継続し難い重大な事由

アルコールや薬物中毒などが対象です。

 

このようなケースの場合、お互いの同意が無くても残念ながら離婚となります。

 

漠然と自由になりたい、一人になりたい、価値観が違うといったあいまいな理由では裁判でも離婚は成立しないことが多いので、離婚したくない、離婚しないと気持ちをはっきりと伝えてください。

 

相手の気持ちが無い中での結婚生活はつらい思いが募るばかりです。

こうならないために、できる振る舞いをすぐに始めましょう。

 

※民法第770条

 

 

まとめ

相手から突然離婚を切り出されても、離婚したくないと思う気持ちは当然です。

 

離婚したくないと思うなら、まずはご自身の考え方と行動を見直しし、離婚しないで済むための行動をとることが大切です。

 

相手を責めず、優しい言葉と態度をとることがとても大切です。

 

また、離婚したくない場合は、一人で思い悩むのではなく、友人、弁護士、カウンセラーに相談し、戦略的に離婚しないで済む行動を取りましょう。

 

ご不明点や、つらいお気持ちがあれば、私に打ち明けてください。一緒に離婚しない方法を考え実行していきましょう。

 

※離婚を回避されたご相談者の方から感謝のお手紙を頂いております。

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