進む草食系夫のセックスレス化が深刻な理由？！

セックスレスの原因はスマホの光？

現代人はパソコンやスマホと向き合っている時間が長いこともホルモンバランスに影響があると言われています。

セックスレスに関しては、特にパソコンやスマホからの光はホルモンバランスを一気に壊してしまうとも言われており、その辺との兼ね合いも感じられます。

「草食男子」は、たっぷりパソコンやスマホの光を浴びて出来上がったのかもしれません。

少し前からよく聞くワード、草食系男子。これは女性と恋愛できるのに押しを求めずガツガツせず、女性を性的欲求の対象として求めない男性のことを言います。

心が優しく傷つくことを苦手とし、男性ならこうあるべきといった考え方を好みません。自信がないというわけではありません。

草食系男子の特徴はどんな感じ？

「草食系」と聞いて上記のような漠然としたイメージは浮かびますが具体的にどのような特徴があるのでしょうか。

初対面の人とうまくおしゃべりが弾まない、人見知りで自分から話しかけるのが苦手。気になる女性がいても恥ずかしいのが先に立ってデートや食事に誘えない、など、内気な恥ずかしがり屋でおとなしいというのが大きな特徴です。

読書やゲームなどの一人で楽しめる趣味を持っていることも特徴的です。

草食系男子が増えてきた理由とは

バブル崩壊後から現代に至るまで、男女が社会の対等な構成要因としての実現に向けた取り組みである「男女共同参画」の理念が制定されたことにより、性別に関係なく男女が能力と個性を思う存分発揮できる社会を実現できるようにという問題に取り組んで来ました。

わかりやすくいうと、仕事・家事・子育てに至るまですべて男女平等に、ということなのですが、このことによって以前のように「男性は強くあらねばならない」という気構えを保つ必要がなくなってしまったことが、草食系男子の誕生した原因の一つかもしれません。

同時に女性も男性と同じくバリバリと仕事をこなすようになり、精神的に強くなってきたということもあって何事にも積極的に取り組まねばならないという意識のもと、強い女性が増えてきたことにも影響を受けていると思えます。

草食系の夫がセックスレスになりやすいのはどうして？

平成の初期にはバブルのおかげでありとあらゆるものが増え、衣食住においてのいずれにも物足りなさを感じるということが少なくなりました。

昭和の昔には「おいしいものが食べたい」「もっとおしゃれで質の良い洋服が欲しい」などの強い欲望が人々の間にあったものです。しかし、たくさんのモノが溢れている現代ではなんでもあるということが物欲の発生を妨げているのです。

欲しい時に手を伸ばせばいつでもそこにある、という環境が欲望を抑制してしまい、ついには「子孫を残さなければ」という本能にまでも影響を及ぼして、男性の性欲までも抑えてしまっているのではないかということなのです。

草食系の男性は、愛情表現としてセックスの順位が高いわけではなく、男性としてこうあるべきという考えも好みではありません。

相手から絶対OKの保証をもらえなければ、あえて傷つくかもしれないことは避ける傾向にあります。

セックスレスだからといって、妻を愛していないということでもないようです。

家庭環境も草食化に影響あり？

「仕事が忙しくて疲れている」「面倒くさい」などの理由でセックスレス夫婦も年々増加傾向にありますが、もともと草食系男子だった夫の割合が高くなってきているという点があります。

自分が育った家庭の中で深い愛情を感じたり、泣いたり笑ったり感動したりという、家族とのふれあいが少なかったということも草食化の要因なのかもしれません。

愛情を伴った積極的なスキンシップを経験していないとパートナーとのふれあいもどうしていいのかわからず、難しいものとなるのかもしれませんね。

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