「人間万事塞翁が馬(ご相談者の声・離婚回避)」

お便り内容

横浜市T.Y.さん (46歳女性)

 

高橋先生

年内も余日少なくなり、色づいた街路樹の葉が寒風に吹かれはらはらと舞っています。

今年はコロナ禍により、今までとは異なる生活となっておりますが、きっと先生はお忙しくご活躍されていることと存じますが、お元気でしょうか。

このお手紙をしたためるまで、なんと3年もの月日を要してしまいました。私が先生のもとに初めて訪れたのは、3年前の夏のことでした。先生にお世話になったのは3カ月でしたが大変お世話になりました。ご報告が大変遅くなりましたが、改めてお礼を申し上げます。

ずっと円満に暮らしていた夫に異変が見られたのは、約4年前のことでした。主人が心の深い闇に独りで向かい合い、家族を遠ざけ、結果、私は家から出ることになり、先生のところにお伺いし、サポートコースに申込みをいたしました。今思うと、当時の私はまだまだ甘く、先生のカウンセリングを受けさえすれば、離婚を回避できるかも、と思っていた節がありました。おそらく、それほど追い詰められて苦しかったのだと思います。

3カ月の間に具体的な離婚問題は発展せず、膠着状態が続いておりましたため、週に1度のカウンセリングは、何かアクションを起こすための作戦会議の場、というよりは、先生に自分の気持ちを聞いていただくとともに、女性としてどう振る舞うのが良いのか、物言いやしぐさ1つにしても、「こうするといいのよ」「私ならこうするわ」と優しくアドバイスしてくださいました。先生とのカウンセリングでのお話やアドバイスは、その後、仕事でも大きく役に立つことになりました。 先生とは仕事に対する思い、感覚が似ている点があり、すごく意気投合をして嬉しかったことも覚えています。

当時の私はどうにか離婚を回避したいという思いの一心で、おそらく先生に「彼が~で」「夫が~で」と伝える会話の主語のほとんどが「わたし」ではなく「夫・主人」だったと思います。完全に自分軸ではなく他人軸になっていたのを、今、改めて感じます。先生は、他人軸になっている私のことを見抜いていらっしゃったのだと思います。

そんな私に、少しでも自分軸になれるようなサプライズを与えてくださいました。そのことで私は精神的に逃げ道ができて、それまでは寝ても覚めても夫のこと、離婚問題で頭がいっぱいでしたが、気持ちがとても楽になれました。

結局のところ修復はできずに離婚という結果になってしまいました。
私はなかなか主人や今までの結婚生活といった執着を手放すことができず、長い時間がかかってしまい、調停を起こされました。始めのころは主人を恨む気持ちもありましたが、自分を見つめなおす過程で、自分が至らなかった所、不得意な所がわかり、このような結果に至ったには、自分も反省すべき点があると気づかされました。

次第に「自分が愛した人が自分のもとを離れても、夫にはこの先の人生を幸せに暮らして欲しい。」と願えるようになり、11年の結婚生活にピリオドを打つことができました。調停の場でも私には弁護士さんもついていませんでしたが、落ち着いて、事を運ぶことができたのも、先生のカウンセリングでのアドバイスやサポートがあったからだと思います。本当にありがとうございました。

これから先、また一人で自分の人生を歩いていくことになりましたが、「人間万事塞翁が馬」ですから、この先もまた何かいいことがあるかな、と希望をもちながら、まず何より健康で働けることに感謝をし、日々過ごしていきます。

今後の先生のご活躍ならびに貴相談所のますますのご発展を祈念し、お礼の言葉とさせていただきます。
どうもありがとうございました。

年末ご多忙の折ではございますが、どうかご自愛くださいませ。

夫婦問題カウンセラー 高橋知子からのコメント

ご主人であった方が精神疾患で心理カウンセリングを受けていらっしゃったことが大きくて、なかなか上手く行かなかったですね。T.Y.さんの苦悩は計り知れないものがありました。しかし、T.Y.さんは何とか乗り越えようと相談室に通って来ました。元々、芯の強い女性であり細やかな気配りも出来る方です。しかし、夫婦の歯車が狂い始めて、本来の彼女の良さも裏目に出て、相手にとって重荷になって行ったのではないかと思いました。彼女の情熱を受け止めるには、相手にそれなりの情熱がないとバランスが悪いということなんだと思います。
自分という人間を正しく理解して、どこを足して、どこを引いて行ったらいいのかを考えた上で、自分らしく生きていきましょう!!
応援しています。

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