母親がいなくて困った…父子家庭のデメリットとは?

反抗期?愛情不足・・・課題山積な父子家庭あるある

 

 

離婚や死別などで独り身となりながらも子どもを育てる立場であるシングルファザー。以前に比べて父子家庭も増えつつもありますが、母子家庭と比較しても同じ境遇の人は少なく、1人で悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

 

シングルファザーの悩みとして一番に挙げられるのは 仕事と家事・育児の両立 であり、今までと同様に生活費を稼ぐためには以前と同じ働き方をしなければなりませんが、同時に家事全般を行い、子どもの世話もしなければならないもの。
これまで家庭のことを任せきりにしていた人は、炊事・洗濯・掃除などの家事全般こなすことに負担を感じたり、どのように子どもに接したらいいのかと頭を悩ますことも少なくないようです。

 

仕事の疲れとストレスを抱えながら、食事の支度やお風呂、寝かしつけるということを一人でやり続けなければならないし、心待ちにしていた休日もたまった家事や子どもの相手などをこなすうちに、あっという間に時間が過ぎていきます。
もちろん、自分の時間はなくなります。

 

その一方で、30代や40代は仕事において、最も働き盛りの時です。会社に認められるような仕事をしたいという気持ちが強いと、家庭よりも仕事に重きを置いてしまう父親も少なくありません。
帰宅が遅くなり、家事や子どもに手が回らないようになってしまうと、育児放棄とまでは行かないものの、子どもは親から愛情を感じることができずに育ってしまうこともあるようです。

 

親と話をしようとしない
・学校に行きたがらない
・暴力を振るう

 

などは、反抗期に生じがちな問題ですが、これらの原因は愛情不足も関係しているとされますので、気が付いた時には子どもの心が離れていた…というような状況にならないようにしなければなりません。

 

 

見過ごされがちなシングルファザーが抱える子育て問題

 

 

このように父親の苦労というものはたくさんありますが、なかでも子育てや教育の問題が大きなウェイトを占めているようです。

 

子どもが学校へ行くようになると、授業参観や運動会など学校行事が増えてきます。

 

仕事が休めないために、授業参観などの行事に出ることができず、子どもに淋しい思いをさせてしまうことが続いたら、子どもが学校の話をしなくなってしまった…
仕事と家事で忙しく動き回る自分を見て大変だと思ったのか、子どもがあまり話しかけてこなくなり何を聞いても「大丈夫」としか言わず逆に心配になった…
など、心を塞いでしまうこともあるようです。

 

また、子どもが女の子の場合は「自分の経験がないことなのでわからない、教えられない…」ということがたくさんあるようです。男の子は単純でわかりやすいですが、女の子は友達関係や気持ちが複雑なために、娘が困っている時に上手に相談に乗れなくて困った、という話をよく聞きます。

 

さらに、一番の悩みは体の変化に関する対応。
10歳前後になれば胸は膨らみ始め、後に初潮を迎えます。そのような変化に対して、父親は娘の下着選びや生理に関する対応の仕方に戸惑いを感じる方も多いようですし、子どもは異性である父親に対して相談しにくいのが実情です。

 

母親の代わりにもなるようにと頑張っていても、母親がいてくれればと感じる場面がどうしても出てきますが、子どもの気持ちに寄り添い、共に学び、共に悩みを乗り越えていける関係を築き上げていただきたいものです。

 

すべてに言えることですが、決して自分ひとりでどうにかしようと思わずに、常に助けてくれる人はいないかと周りを見渡し、人に助けてもらうことを考えましょう。 そもそも子育てというものは、ひとりでするものではないのです。
そこを忘れずに頑張りましょう!!

 

 

人格形成の時期だからこそ大切にしたい子どもとのコミュニケーション

 

思春期は体の変化もありますが、心も少しずつ大人になっていく大切な期間です。生活を守るためには稼がなければなりませんが、先ほど紹介したように仕事を優先してしまうと、子どもとのコミュニケーション取れない関係になってしまうことが往々にしてあります。子どものことを一番に考えるなら、可能な範囲でこの時期は仕事を少しセーブし、子どもとの時間を最優先にしてはいかがでしょうか?

 

父親が自分たちのために家事をこなしてくれていることを理解してくれるようになれば、子どもが家事を手伝ってくれるようになります。
子どもと家事の分担をしたり、時間のある休日には、親子で散歩がてら買い物に行って、料理を一緒に作るのもいいでしょう。

 

一人で子どもを育て上げるというのは、大変であり難しいことです。特に思春期は人格形成に重要な時期となります。
反抗されたり会話が少なくなると、親としても苛立ちを抑えられなくなりケンカが生じてしまうかもしれませんが、それもコミュニケーションのひとつと捉えて、子どもの意見を聞きしっかりと向き合うことが大切です。

 

父子家庭=デメリット
ばかりでは決してありませんので、お子様が大人になった時に「お父さんと一緒でよかった」と思ってもらえるような育て方を模索しつつ、日々を積み重ねていきましょう。

 

当相談室では、離婚関係だけでなくシングルならではの悩みなども承ります。子どものために離婚はしたくない、というような相談もございますので、お気軽にお問い合わせください。

 

★元教諭で児童心理学発達心理学にも精通する認定心理士が所属しております。

両親の不仲や離婚は、年齢を問わず深く心に影響し、それが様々な形で現れる傾向があるとされています。お子様の心の負担を少しでも軽くし、健全に成長できるよう共に支えてあげましょう。

お子様の事や夫婦関係でのお悩みや心配事がございましたら、専門カウンセラー天野玖実子にご相談ください!

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