セックスレスの課題

セックスレスの課題

現代の日本は深刻な少子化の問題を抱えています。その原因のひとつと言ってもいいのがセックスレス。 夫婦間におけるセックスレスは離婚の原因になることもあります。セックスレスでも離婚はしたくないという状況には、 二通りの場合があります。

まずは、離婚はしたくないけれど相手が求めるセックスにも応じたくない場合です。もう一つは、セックスを求める あなたがイヤと言われて夫婦関係が悪化しているのですが離婚はしたくない場合です。

前にも進めない、後にも下がれない状態のご夫婦の為に何とかしたいと考えます。ぜひ、早目にカウンセリングをお受け下さい。

セックスレスの定義と男女それぞれの認識

「心身ともに健康で特別な事情がないにもかかわらず、1ヶ月以上性交渉がないカップル」のことをセックスレスである、 と定義するようです。通常、日本におけるセックスレスでは1か月というよりも少し長い期間でレスを感じるようです。 また、自分たちは円満である、と考えている夫婦でも40代で約6割、50代では約7割がセックスレスであることを認めて いるようです。当然のことながら「円満でない」「危機にある」夫婦はその約8割がセックスレスであるとか。 夫婦仲がギクシャクしている状況であれば、当然と言えば当然かもしれません。

では、セックスレスになる原因とは何でしょうか?

その理由は男女それぞれで異なりますが、男性は「毎日遅くまで仕事で疲れて、その気にならない」という理由が多く、 女性では「面倒くさい」という理由が多数を占めています。現代においては女性が強くなり男性的になってしまったこと で女を求められるセックスに応じがたい、子どもがいる場合には母親から女への切り替えが面倒くさい、 出産や加齢における体形の乱れを見せたくないなど、セックスに対しては、男女それぞれで認識の違いや温度差があり、 特に女性の場合は出産や更年期など身体そのものが変化するなどもありますので、男性が考えている以上に根が深い問題 ではあります。

それでも、夫が求めているのに妻が応じない(逆のパターンも多いですが)状態が続くことで、夫から離婚を 切り出されてしまう恐れもあります。妻としては「そんなことで離婚なんかしたくない」と思うのが自然かもしれませんが、 長期に渡るセックスレスは「婚姻を継続しがたい重大な事由」として認められる可能性もあるため、離婚調停などを 起こされた場合は不利な要素になることもあります。

セックス自体が苦痛というケースの対処法

セックスレスの原因については様々な要因があるため、解決策を見出すのも決して容易ではありません。 個々の夫婦ごとに状況や環境などをヒアリングして、どのような点に要因があるのかなどを紐解いていく必要があります。

上述のように、単に仕事が忙しくて疲れている・・・、家事や育児などで精一杯・・・、という状況もありますし、 長年の夫婦生活のなかで異性的な魅力を感じなくなった、というケースも考えられます。 また、夫婦いずれかが不倫や浮気で性的欲求が満たされているという場合もありますが、いずれにせよこのような 状態であればセックス自体が苦痛に感じることと思われます。

不倫や浮気で性的欲求が満たされているというのは論外ですが、心理的や肉体的な問題でそういう気分になれないというのは 誰でもあることですし、夫婦互いに年齢を重ねることで体質や体型の変化にショックを受けてしまい、セックスに対して 奥手になってしまうケースも少なくありません。特に女性は、出産や閉経などホルモンバランスが乱れて性欲が減退する こともあります。

セックスレスの原因がほぼ自分にあるけれど、離婚したくない場合ではセックスレスでも相手を嫌いなわけではないので、 相手を褒める・認める・相手の顔を見てほほ笑むなど、好意を表す言動を自ら行うことが第一歩と思えます。

セックスレスでも離婚とは無縁の円満夫婦

相手がセックスを嫌がっている場合で、そんなに求めてくるのであれば離婚を考えるというような ケースもあります。

セックスが原因で不仲になり、離婚の危機が迫っていると感じられ、離婚は避けたいと思うのであれば、 セックスレスということはあまり考えずに、他の側面から修復を考えた方がいいでしょう。

セックスにこだわりすぎず、夫婦で楽しく過ごせるように努力してみることが必要です。「一生懸命仕事をしている」 「子育てに協力してくれる」などのパートナーの良い部分を探すことが大切で、それらを認めて感謝する態度を取りましょう。 また、夫婦のコミュニケーションの時間を増やしたり、二人でデートをしたり、旅行に行ったりと、普段しないようなことを してあげることで異性としての感覚を取り戻すかもしれません。

特に男性側は女性の心理状態に対して無神経な傾向にあります。セックスを拒否されることで、否定されたとか、 愛情がなくなったのか?などと考えがちで、プライドを傷つけられて腹を立てる人も少なくありません。 これではセックスレスなど解消できる訳がありませんので、セックスばかりを求めるのではなく優しい気持ちを 持って相手の気持ちに寄り添えるようにすることを考えてみましょう。