離婚相談を受ける前に聞きたいことや自身の考えをまとめておこう

弁護士事務所で離婚相談をする前には準備をしましょう!

 

離婚は署名捺印した離婚届を提出すればいいというものではありません。慰謝料、親権、養育費、財産分与、年金分割などの問題や手続きなど自分だけでは解決できないことがたくさん出てきます。専門家に任せる場合にはできるだけ専門家が事態を把握しやすいようにある程度内容をまとめることが大切です。では、法律相談などの離婚相談をする前にはどのような準備をすればいいのでしょうか。

 

離婚したいと決心した経緯をわかりやすく説明する

 

 

相談時間は決められています。限られた時間の中で自分が持っていて解決したい問題を相談しなければなりません。そのためにもあらかじめそれらの内容をまとめておくことをおすすめします。

 

この「まとめ」をしておかないと具体的な相談にならず悩みを話すだけで終わってしまい、解決に向けての提案を十分に受けられなくなってしまうことになります。何を問題にしているのか、それに関して相談したいことは何か、自身ではどのように解決したいのかなどを整理してまとめてから相談に行くようにすることが必要です。

 

相談の際に持参したほうが良い資料とは

 

離婚相談の際に専門家が必要とする情報をまとめておきましょう。主にどちらが離婚を考えているのか、結婚した経緯やお子さんが生まれたなどの現時点までの主な出来事や、離婚したいと考えた経緯などです。

 

離婚に至る経緯が相手の不貞行為ならそれを証明できる写真やメールなどの資料、DVならば医療機関の診断書を、債務の場合には給与明細や債務に関する利用明細、督促状などの資料を持参したほうが良いでしょう。これらの資料を保管することはあまり気持ちの良いものではないかもしれませんが、相談に行く前には必ず準備したい資料のひとつです。

 

離婚を考え始めたならば、単なるレシートもすぐにゴミ箱に捨てるのではなく、きちんと目を通してから処分するようにしましょう。もしかしたら自分にとって大切な資料となることがあるかもしれません。相談したい内容に関わるものがあれば細かいものでも資料となります。

 

上手に相談を進めるための心構えとコツとは

 

 

資料を揃えて準備したら、次は専門家に相談に乗ってもらいます。この時に自分のことを長々と話したり、要点を得ない、いわゆる愚痴のようなものになってしまうとせっかくの準備が台無しになってしまいます。資料を時系列で揃えてひとつずつ専門家に提示し、説明するように心がけましょう。あらかじめメモに相談する順番を書いておき、それをチェックしながら話すのもいいと思います。これらに気をつけて自分が一番望んでいることをきちんと伝えることができるように準備しましょう。

 

無料相談のできるところが増えて相談者としては便利になりましたが、最初の法律相談というのはだいたい30分程度のところがほとんどです。限られた時間の中で有意義に相談を進めるためにはできるだけ相談要件を端的に話し、専門家の話をしっかり聞くようにしてください。専門用語などが出てきてその時に疑問に思ってもそのまま聞き取り、最後に時間があるようでしたら用語について聞いてみるといった流れにしましょう。また今後の手続き等で必要になってくる事柄かもしれませんので自分で調べることも大切です。

 

夫婦問題カウンセラー高橋知子のカウンセリングは有料となりますが、離婚したい方にもお役に立つようご相談をお受けしております。離婚したいと思うが本当にこれでよいのか迷いがある、弁護士に行く前に心を整理したいなど、ご相談者様の人柄や状況を正しく理解することを念頭に置き、悩みに関してアドバイスを行っております。

 

離婚したいと思うだけで苦しい日々が続きますね…。
是非、当相談室へお越し下さい。
明るい笑顔を取り戻し、悩み事の無い普通の生活に戻れるようにお力添えさせていただきます。

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