辛すぎる離婚の申し出

お便り内容

東京都E.H.さん(38歳女性)

 

高橋先生お久しぶりです。

昨年2月から6月までサポートコースでお世話になりました。

昨年末に離婚届を提出し、旧姓に戻りました。
先生には最後まで背中を押してもらい、前向きな気持ちで役所に行けました。

一番つらかった時期にカウンセリングを受けることができて本当に良かったです。
ありがとうございました。

夫から突然に離婚宣言され、これからどうしたらよいか分からず、カウンセリングでは泣いてばかりでしたよね。
離婚届を渡されたときには、泣きながら先生に電話したことも思い出します。

カウンセリングでは、まず私の話をしっかり聞いて下さいました。
先生の暖かく優しい雰囲気で誰にも言えず、抱えきれなかった思いを受け止めてもらえたことが何よりもうれしかったですし、先生とお話を進めていくことでゆっくりと息継ぎができるようになった感覚でした。

こういう場面ではどうしたらいいのか
夫にはどのように伝えるのがいいのか
私自身の性格や思い込み、自分では分からないことなど、状況に応じた具体的なアドバイスや励ましは、とても有り難いものでした。

サポートコースが終了してからも色々とあったのですが、自分を見失わず乗り越えられることができました。

6月以降も夫からの離婚攻撃が続き、5月下旬から別居をしていましたので婚姻費用請求の調停を申し立てしました。

調停では5月~12月までの婚姻費用を一括で支払ってもらうことで合意ができました。
過去から未来までの分を一括で支払うのは例外的な決定だそうです。
また、12月までは私に一切連絡をしないことも調停委員を介して約束してもらいました。

調停委員を通じての話ですが、夫の言い分を聞くことができ、夫との価値観の違い、夫の人としての小ささを目の当たりにして、私は、ここで諦めがついた気がします。

9月中旬に調停が成立し、10月に新しい場所での家探しを行い、11月に引越しをして、最後12月に離婚届を提出しました。

今、過去のことを振り返って、この手紙を書いていても、悲しさや悔しさでもう泣くことはなくすっきりした気分でいます。

ここまで元気で過ごせているのは、あの期間に毎週桜木町の高橋知子横浜相談室へ通ったからこそ、今、前に進むことができているのだと思います。

高橋先生には本当にお世話になりました。
どうもありがとうございました。

夫婦問題カウンセラー 高橋知子からのコメント

E.H.さんは結婚相談所でご主人となる方と知り合い、意気投合して、知り合ってから4か月の後、結婚に至ります。意気投合したはずなのに、結婚して4か月も経たないころに突然、夫から離婚を切り出されます。自分の何がいけないのかも分からず戸惑ったE.H.さんは当相談室でカウンセリングを受けることになりました。毎週、相談を受けているうちに、ご主人と母親の関係が濃いように感じられました。いろいろアドバイスをして、結構仲良く過ごせたかなと思っても、週末にご主人が実家に帰り戻ってくると、関係が悪化すると思ったものでした。

その頃、ホームページのアドバイスブログにママっ子男子という題で記事を書いています。そのようなご主人でしたから、なかなか上手く行きません。その上、E.H.さんは、離婚するということを受け入れることが出来ず苦しみます。踏ん切りをつけなければならないのに、つけられないのです。年末には踏ん切りをつけるという目標を立て、そこに向かって行くようにしましたね。今、前に向かっているE.H.さんを心から応援したいと思います。頑張って!!

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