「悩みながらの結婚生活を送り(ご相談者の声・離婚問題)」

お便り内容

神奈川県K.T.さん(66歳女性)

 

高橋 知子先生へ

悩みながらの四十年余り結婚生活を送り、自分の人生は何だったのかと、思いながら、せめて心の平安をと思い、高橋先生のカウンセリングを受け、後半の人生を自分自身の為に進んで行こうと思う「道」が出来たようです。

あまりにも環境の違う人、価値観の低さ、他の人を考える器の無さや、感性の薄さ等に、いつも砂をかむ思いで過ごして来ましたが、どんなに自分が努力しても「のれんに腕押し」で、むなしい時間ばかりが過ぎて、この年まで来てしまったことの情けなさの毎日でした。まだ私の年代は、女性は我慢の時代の端くれに居たので、ガマン、ガマンの人生でした。男でも女でも(本質は違いますが)人間として対等に接してもらえば、どんな苦労もいとわないが、荷物だけを背負わされて心を通わせる事も出来ず(その能力が無い事がわかったが)結婚とは、二人で歩むものなのに、一人で歩む人生でした。

高橋先生のカウンセリングを受けてから、これからは良い妻、良き嫁である事をやめて自分自身に忠実に、明るく楽しい時間を過ごそうと思う事にしました。私の努力や値打ちの分からない人達に無駄な時間をさくのをやめて、価値観の通じ合う人の為や、自分自身の為に後半の人生を行こうと思います。

もう少し時代が後に生まれていれば、「ノー」と言える強い意志で、違う人生を歩めたと思いますが、後戻りは出来ないので残りの人生は自分自身の為に生きる事にしました。ありがとうございました。

夫婦問題カウンセラー 高橋知子からのコメント

K.T.さんの悩みは、今迄の人生を振り返り、これからをどう生きるかということでした。

K.T.さんは子供のころから、しっかりしなければならない状況で育ちました。そして、結婚してもしっかりし続けなければならない状況が続いてしまったのです。この年齢になって、少し、気を抜きたいと感じたのでしょう。しかし、一緒に暮らす夫をみると、甘えることも出来ないし、ましてやここまで気を抜かず頑張って来た事も解っていないみたいです。私は、K.T.さんに形や対面に捉われず、もっと精神的にも自由に生きることをお勧めしました。
これからも、お元気で、自分が楽しいと感じることをコツコツと。気を楽に持って、ご自分の人生を楽しめるようにして行きましょう !!

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